戸惑いと高揚のはざまで

好きなものを好きな時に好きといいたい

にわかのゆらぎ

 投稿数は少ないながらも、こんなブログを開設して記事を書くくらいには関ジャニ∞にはまっている身だが、お恥ずかしながら実はまだライブをDVDですら見たことがない。だからこそ自分のことをエイターというのは憚られる(だったら担当を名乗るな、と言われれば確かにそうだ)し、あくまでエイトのにわかファンを名乗っている。レギュラー番組は可能な限りチェックして、もちろん関ジャム、Mステなどの音楽番組だって見て、彼らがパフォーマンスをしているところを見たことがないわけじゃない。MVだって見てる。それでも、一本通してライブを見るのがこわいのだ。彼らはアイドルであって、やっぱり真の姿はコンサートで歌い踊る姿だろう。だからこそ、こわい。

 好きになる経緯に正しいもどうもないだろうけど、バラエティ落ちという立場に若干の申し訳なさがある。もちろんそれだって彼らの一面で、彼らのつくる音楽が大好きで、だからここに留まっているのだけれど、バラエティでの関ジャニというのはそこで求められる関ジャニ∞という立ち位置があって、その通りの役をこなすことが多くて、本来の関ジャニ∞が発揮されるのはコンサートであろう。そしてそれを見たときに彼らのことをもっと好きになってしまったり、自分の気持ちが動いたらと思うととてもこわいのだ。自分の中の関ジャニ感が変わるのか、変わらないのか、いまこんな中途半端な状況でも、こんなに彼らを好きなのに本来の彼らの姿を、もっと魅力的なところを知ってしまったらどうなってしまうのか。不変が大好きなわたしのなにかが変わってしまうんじゃないかとおそろしいのだ。わたしがコンサートに重きを置いているだけであって、本当はそんなに大したことじゃないのかもしれない。バラエティで見るような彼らがそこにはいて、笑って楽しそうに音楽をしてるのを見て、心底安心するかもしれない。びっくり箱を開ける前のような、どきどきした気持ちでいっぱいなのだ。

 

 先日、たまたま見かけたのでSprits!!と Excite!!のDVDを買った。関ジャニの原点となるコンサート。本当はコンサートを見るなら最新のものか十祭から始めようと決めていたが、それを決めていた頃より関ジャニへ対する気持ちが深くなってしまったのでジャブとしてここから始めることにした。 ここならまだ原点だからと、何年も前のことだからと心構えができる。もし、これをみて勇気が出たらカートに入れた、リサイタルと十祭のDVDを買ってみようと思う。